古いiMac復活!リビング用コミュニケーションデバイスにできるよ
13年前に発売されたiMacを現役復帰させました。LinuxをMacにインストールする記事は多いのですが、実際使えるの?という疑問に答えてくれる記事は見当たらなかったので自分でやってみました。制約はあるものの最新ブラウザChromeのおかげでオンライン会議、LINE、radiko、YouTube、Netflixも全く問題ございません。リビングで使えます。お陰で離れた家族とテレビ電話に使えるようになりました
経緯
13年前の2010年に高いお金を叩いて買ったiMac27インチ。MacOSは2017年発表のHigh sierra(10.13)まで対応しましたが、2018年リリースのMojave(10.14)では非対応となってしまいました。8年間で最新OSのサポート外です。High Sierraでも相当動作が鈍かったのでMarverick(10.9)に戻して使っていたと思います。用途は離れた家族とのビデオ電話でした。確か、内蔵フラッシュメモリも換装して大容量化したはずです。
OSはサポートが外れるし、遅いし、ファンはうるさいしとその後、このiMacは5年はお蔵入りしていました。Appleは顧客の資産を守らないですね。古いマシーンでも使い続けられるようにして欲しいものです。過去の機種を全部サポートするとCPUレベルで実現しているセキュリティやディスクフォーマットなど最新テクノロジが採用できなくなるので古い機種は切る、OSはタダだから文句ないでしょという発想は経営としてはわかるのですが、ユーザからしたら納得できる戦略ではありませんね。大量のごみになるだけなのでエコでもないし。最近の「修理する権利」と同根の問題ですね。
それで思ったのは、やはりオープンソースはすごい。結論から言えばLinuxを使えば13年前のiMacを現役でコミュニケーションマシーンとして使えます。その経緯と備忘録です。
方針
何もできなくなってしまったiMac2010。悔いはないのでHDDも真っ新にしてLinux専用機にします。iMacをリビングに置いて生活密着型活用を目指しました。大きなiMacはリビングで離れた家族と会話するにはうってつけです。ただし、オンライン会議のURLの連絡などテキストの連絡は必要なので、個人間連絡ができるLINEなんかも必要です。
結果:やりたいこと&できたこと
結果も併せて書きます。
| やりたいこと | できたこと |
|---|---|
| オンライン会議 | OK (Google Meet) |
| SNS | OK(LINE) |
| Chromeブラウジング | OK(パスワードもURLも他のMac/iPhoneと同一環境です) YouTubeもAmazonPrimeもNetflixもOKでした。 |
| radiko | OK |
| ブログ書くためのMarkdownエディタ | OK(Typora) |
| リモートデスクトップ環境 | 未実施 |
| Macとのファイル共有 | OK(LinuxからMacのファイルをアクセス) OK(sambaを立てる必要がある。) |
上の表の通りです。やりたかった大抵のことができて現役復活です。リビングで長時間家族と話せるのがとてもいい。これまでのiPhone, iPad, Macbookより格段に大きな画面になりました。
メールとかは新しいPCでやったほうがいいよね。未読かどうか、返信の元データとかの管理からメインPC管理がいいと思いました。
結果としてテレビ電話として使えました。NetflixやYouTube、Radikoも聴けます。リビングのコミュニケーション&マルチメディアデバイスに生まれ変われました。
スペック

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iMac (27-inch, Mid 2010)
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機種 ID:iMac11,3
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最終対応のオペレーティングシステム:macOS High Sierra
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CPU Intel i5 760@2.8GHz
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RAM 16GB
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Graphics : 2560x1440 AMD JUNIPER
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Storage: ATA WDC WD1001FALS-4, JetDrive Trascend
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Operating System: Pearl Desktop11
メモリも16GBだし、モニタも2560x1440と広いし、
インストールの方法
Linuxはディストリビューションと呼ばれるソフトの組み合わせがいくつもあります。リビングでもブログを書きたかったので最初から日本語対応を謳っていて、それでいてLook&FeelがMacOSに寄せているDesktop環境のものを選びました。それがPearlでした。バージョン 11 は、Ubuntu ベースになっています。インストールの方法はここでは述べません。下のリンクをご覧ください。

参考文献 Pearl Desktop 11…インストールから日本語入力まで!
日本語化
先の記事とは少しメニューが異なっていました。
P -> System Tools -> Preferences -> 言語 で言語サポートを選んで言語のインストールから日本語を選んでインストールしました。ここには
- 入力フレームワークをFcitxに変更してください
- ログアウトして再度ログインしてください
とあるので、その通りにしました。入力フレームワークの切り替えはウインドウの上方にあります。
再ログインし、P->システムツール->Preferences->Fcix設定で下記のようにしました。
入力メソッドメニューにキーボードー英語(US)しかなかったので、+ボタンを押して日本語(Macitosh)を追加しました。- また、
Mozcも追加になっています(どのタイミングで増えたのか不明)。 入力メソッドのオンオフをマックキーボードのカナキーを押すとHangulと表示されましたが、日本語切り替えがカナキーでできるようになりました。
それで「iBusとFcitx、Mozcって何よ」をwikipediaで調べてみると下のようです。
IBus(アイバス、Intelligent Input Bus)
Unix系オペレーティングシステム (OS) におけるインプットメソッドフレームワークである。IBusのBusはバスのような構造を持つところから来ている。 目標:ユーザーフレンドリーでかつ十分な機能を持ったインプットメソッドのユーザインタフェースを提供する
- セキュリティの向上のために認証の評価を採用する
- 変換エンジン開発者へ普遍的なインタフェースとライブラリを提供する
- 様々な地域や利用者の要求に耐えうる
Fcitx(ファイティクス、[ˈfaɪtɪks])
Unix系オペレーティングシステム (OS) におけるインプットメソッドフレームワークである。中国語名は「小企鵝輸入法」(「小企鵝」はリトルペンギンの意)[1]。元々はフレームワークではなくX11上で動作する簡体字中国語のXIMサーバとして開発された。現在ではUTF-8、GBK、GB18030などの文字コードをサポートし、XIMプロトコルやGTKおよびQtのインプットメソッドモジュールに対応している。また、中国語用のみならず日本語用、朝鮮語用、ベトナム語用など様々なインプットメソッドエンジンが利用可能となっている。
Mozc
オープンソース版のMozcとGoogle 日本語入力との大きな違いは、Mozcは日本語変換エンジンでありこれを用いて日本語入力を行うにはibus、uim、Fcitxのようなインプットメソッドを別途インストールする必要がある点である。またGoogle 日本語入力の売りであるインターネット上の語句を収集して生成される変換辞書を使わず、代わりにMozcプロジェクトが作成した変換辞書を使う点も異なる。変換辞書などを含めた完全にオープンソース化に対応しないのは、インターネットから収集してきたデータが変換辞書として使われている関係上、SEO対策に悪用されないようにするためであるという[44]。
また、iBusとFcitxの差はこの記事によると、以下の通りなのでfcitx5-mozcがいいようです。
結果的にどういう事かと言えば、fcitx5-mozcを使用した場合、アプリケーションwindow単位で日本語入力のon/offが可能であるという事を意味します。
追加情報
LinuxのChrome 機能拡張LINEのインストール
Chromeの機能拡張で機能が制限されているものの利用できることがわかりました。
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Chromeの右上の縦に3つの点が並んでいることろから、
拡張機能->Chromeストアにアクセスと選択します。 -
ストアの虫眼鏡マークに
lineと打てば、LINEの機能拡張アプリが現れます。 -
インストールします。
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その後、Chromeの右上に灰色のLINEアイコンが現れるので、これを押すと認証がはじまります。
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QRコードを表示させスマホのLINEで認証します。
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iPhoneで認証する方法:
iPhone LINE->トーク->一番上の検索の右のカメラマークを押します。
これでLINEで文字列ベースのやりとりができるようになりました。
LinuxのChrome LINEでできることできないこと
文字列、URL、写真、スタンプ、添付資料、画面切り取りは普通にできます。テレビ電話はできません。
追加したコマンド
ファンのコントロール macfanctld
オンライン会議をしていると消費電力も増えるのでiMacのファンが高速回転し大きな音が出ます。これをなんとかしようと思いました。もともとiMacはファンがうるさかったのでユーティリティMacs Fan Controlを使っていました。それと似た名前のコマンドがありましたが、このmacfanctldは記事の通りうまく動かなかったので、こちらのmbpfanを使うことにしました。
温度の計測
Pearl Desktopの左上のP->System Tools -> About My Computer を開いて、その中のDevices->Sensersにありました。
参考サイト:
- うまくいった
mbpfanの記事
mac book proにubuntuを入れるとなぜかファンがうまく回らないので設定してみた
- ダメだった
macfanctldの記事
- アンインストールしたい場合はこちらに書いてあります。
How to uninstall macfanctld from Ubuntu
役立ちコマンド&使い方(備忘録を兼ねて拡充予定)
温度センサー コマンド
$ sensers
Pearl Desktopでの画面スナップ
専用のコマンドがあります。
P->アクセサリー->スクリーンショットで画面全体でも部分でもスナップショットが使えます。
samba関係
# sambaのコンフィグファイル
sudo vim /etc/samba/smb.conf
# sambaのリスタート
sudo systemctl restart smbd
ここを参考にインストールしたらMacから読み書きできました。
以上です。